
「カレーライスにはどのお米がベスト?」
カレー好きなら一度は考えたことがあるはず。日本ではカレーといえば白米が定番だけど、お米の種類によってカレーの味わいが変わることを知っているだろうか?
今回は「カレーライスに合うお米」をテーマに、それぞれの特徴や組み合わせ方を解説していく。
そもそも、お米の種類って?
まずは、お米の種類をざっくりと整理しよう。
ジャポニカ米(日本米)
粘りがあり、もっちりとした食感
代表的な品種:コシヒカリ、ササニシキ、あきたこまち
インディカ米(タイ米など)
長細く、パラっとした軽い食感
代表的な品種:バスマティライス、ジャスミンライス
その他の米
中間的な性質を持つカルローズ(アメリカ産)
栄養価の高い玄米や雑穀米
では、カレーにはどのお米が合うのか?
【シーン別】カレーに合うお米
① 定番のジャポニカ米(コシヒカリ・ササニシキ)
→ 日本の家庭のカレーにピッタリ!
一般的なジャポニカ米は、どんなカレーにも合わせやすい万能型。特に、コシヒカリのように粘り気のあるお米は、カレーソースとの一体感が生まれ、食べ応え抜群。
一方、ササニシキのような粘りが少ないお米は、カレーソースを引き立ててあっさりと食べられる。こってりしたカレーが好きな人には、ササニシキのようなあっさり系がおすすめ。
② スパイスカレー×インディカ米(バスマティライス・ジャスミンライス)
→ スパイス系カレーとの相性抜群!
パラパラとした軽い食感のインディカ米は、スパイスカレーやタイカレーと相性がいい。バスマティライスはほのかにナッツのような香りがあり、スパイスとの調和が抜群。
ジャスミンライスはほんのり甘い香りが特徴で、ココナッツミルク系のカレーにもぴったり。インド料理やタイ料理のようなスパイスの効いたカレーには、このタイプのお米がベストマッチ。
③ カレーに変化をつけるなら玄米・雑穀米
→ ヘルシー志向のカレーにおすすめ!
食物繊維やミネラルが豊富な玄米や雑穀米は、健康を意識する人にぴったり。玄米はプチプチとした食感が楽しめ、噛むほどに味わいが広がる。
スパイスの効いたキーマカレーや、和風出汁を使ったカレーとの相性が良いので、普段のカレーにちょっとした変化をつけたい人におすすめ。
【結論】カレーに合うお米は?
家庭のカレー → コシヒカリ・ササニシキ
スパイスカレー → バスマティライス・ジャスミンライス
健康志向・変化をつけたい → 玄米・雑穀米
結論として、どのお米を選ぶかはカレーの種類と食べたい気分次第!
次回カレーを食べるときは、ぜひお米の種類にもこだわってみてほしい。いつものカレーが、ちょっと新鮮に感じられるかもしれない。
